TMS治療から2年後

2019年10月16日

ご無沙汰しています。
TMS治療から約2年がたちます。
あれから、症状はいっこうによくならず高額な料金をだしたにも関わらずよくならなかったので絶望感で途方にくれていました。
半年ほどのTMS 通院と、かかった料金が無駄になったことの絶望感で体調をさらに悪化させてしまいました。せっかくの努力をしたにもかかわらず報われなかったため、精神医療への不信が募りました。いったい、何を信じていいのかと・・。
そこで、精神医療に頼らず治った人はいないのかと探していました。
ブロガーの方のほとんどは投薬治療でどんどん調子が悪くなっているばかりで、参考にならないものばかりでしたが、「大うつ病克服への道」さんのブログを見つけたことをきっかけに一光の転機が訪れました。
この筆者の鬱太郎さんの日記を読んでいると、私と境遇が似ていたためよく読んでいたのですが、大神司(おおがつかさ)氏という人が開発した「Natural Selfcare  Program」を利用したことで効果があったと書かれていたため試してみた次第です。
このセラピーでは、セルフケアで潜在意識の中にあるトラウマを解消していくといったものです。
トラウマというのも捉えどころのない得体の知れないものですが、それを脳科学的根拠を踏まえて理論を組み立ててセラピーを組み立てておられます。
TMS治療でのうつ病の原因は、大脳の背外側前頭前野(DLPFC)が弱っていると考えられておりそこを治療していくものでしたが、私にはあまりあわなかったようです。
大神氏のセラピーは、全く異なっており大脳ではなく脳内部にある脳幹という部分の働きの低下がトラウマと考えセルフケア―していくものです。このセラピーが私にはピッタリでした。
TMS治療、投薬治療でも長時間かけて取り組んでも症状が悪化していくばかりだったのが、たった1回やっただけからでも調子がよくなっていったのです。
これは、本当に驚きでした。
頭の中のもやもやで思考が鈍っていったのもスッキリとし、て集中力、思考力も高まっていきました。不安定であった感情もかなりよくなってきました。このセラピーのおかげで体調を取り戻し、今こうしてブログを書いているところです。
現段階も、まだこのセラピーを取り組んでいる最中ですが、症状の改善状態を再度書いていき参考になればと思います。

© 2017 路傍の石 ~うつ病は克服できるのか~
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